当会の理念

古武術が育む生命力と智慧

当会は中国河南省嵩山少林寺とその周辺地域を発祥とする古伝少林拳を正しく学習し、伝承していく事を主たる目的とした団体です。

少林寺・少林拳の名は世界でも有名ですが、実際には中国現地でも武術の商業化・競技化が進み、古武術としての少林拳は伝承者の高齢化と共に緩やかに失われつつあるのが現状です。

商業化や競技化にもそれぞれによい所はあり、その存在意義を否定するものではありません。しかし同時に古武術として持っていた本来の「ちから」が少なからず失われて来ているのも事実です。

当会では敢えて、古伝少林拳の原典を改変することなく、昔ながらの形のままに伝えています。古武術が永い歴史の中で育んできた「生命力」と「智慧」を現代社会の中で活かしていきたいと考え、有志と共に研究・実践を重ねています。